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単一マテリアルまたは複数マテリアルのコンポーネント、マテリアル試料のCTデータから直接、高品質な四面体ボリュームメッシュを作成します。VGSTUDIO MAXのボリュームメッシュ機能は、CTスキャンからボリュームメッシュ生成までの完全なワークフローをひとつのソフトウェアでカバーします。
ボリュームメッシュは、機械、流体、熱および電気シミュレーションのほか、およびその他のシミュレーションにも広く利用可能です。
VGSTUDIO MAXのボリュームメッシュ機能:
*座標測定モジュールが必要です
メッシュ最適化のパラメータを設定することで、特定の要素品質要件に従って有限要素(FE)メッシュ品質を制御し、改善することが可能となります。
次の基準から1つ以上を選択します。
各品質基準のヒストグラムを使用すると、メッシュの品質を明確かつ効率的に確認および評価できます。
シミュレーション結果の精度を高めるために、作成される要素の数を制限しながら、指定した領域のメッシュをローカルで調整できます。VGSTUDIO MAXのROIツールにより、効率的なワークフローが得られます。
サードパーティのFEMソフトウェアで、荷重、固定、接触などのさまざまな境界条件を効率的に準備できるように、VGSTUDIO MAXのボリュームメッシュ機能を用いて、指定した関心領域(ROI)に基づいて四面体要素、ノード、またはファセットセットを設定して書き出します。作成済みメッシュは、ROIのアウトラインを利用します。VGSTUDIO MAXのCTデータでFEエンティティセットを設定すると、幾何学的情報が失われる可能性が減ります。また、サードパーティのFEMシミュレーションソフトウェアに書き出した後でも、高度な幾何学的精度を保証することができます。
VGSTUDIO MAXのボリュームメッシュ機能で連結されていない要素セットを効率的に識別し、可視化し、あるいは削除することによって、粒子の緩みのないクリーンなFEメッシュを作成することが可能です。
シャープなエッジが含まれるコンポーネントのボリュームメッシュを作成し、四面体要素の数を大幅に減らすほか、コンポーネントの形状をさらに鮮明に表示します。このオプションを有効にすると、アルゴリズムではコンポーネントのシャープなエッジを特定し、その上でFEノードを調整することでエッジを反映するメッシュを作成します。
ポロシティや繊維複合材の解析で得られた微細構造情報をFEMシミュレーションに簡単に利用できます。二次繊維配向テンソルとファイバーボリューム率のコンポーネントのほか、ポロシティとグレー値を、四面体メッシュにマッピングして書き出すことができます。
VGSTUDIO MAXのボリュームメッシュ機能でマクロとミクロのポロシティを区別できます。マクロポロシティは、メッシュ中の内部表面としてマイクロポアの境界を採用することでボリュームメッシュで幾何学的に表すことができます。またマイクロポロシティは、各メッシュセルのマイクロポアの体積分率としてボリュームメッシュにマッピングし、.csv形式で書き出すことができ、例えばDigimatに直接アップロードして、FEソルバーで使用することが可能となります。
四面体メッシュは、FEシミュレーション用に、Abaqus(.inp)、Patran(.pat)およびNastran(.bdf)形式で書き出すことができます。